がんの死亡率ワースト3と特徴
○がんの死亡率ワースト3と特徴
がんは現在、日本人の死亡原因の第1位です。
これは全体の約3割が、がんで死亡していることになります。
死亡率ワーストランキング
男性
1位 肺がん
2位 胃がん
3位 肝臓がん
女性
1位 胃がん
2位 大腸がん
3位 肺がん
男性は、1990年代に肺がんが胃がんを抜き、死因の1位になりました。
以降、トップを譲らない形でいます。肺がんの原因は喫煙です。
しかしそれだけでなく、
大気汚染といった環境面の関連もあるといわれています。
男性だけでなく女性も、肺がんによる死亡は増えています。
胃がんが減少した理由としては、食生活の欧米化が挙げられます。
塩分の摂取量が減少したことが大きく、
これによって胃がんによる死亡率は男女ともに今後も大きく下がっていくであろうと予想されています。
胃がんによる死亡率が下がる代わりに、今は大腸がんが大きく数字を伸ばしています。
男性ではランキングにはありませんが、死因の4位にまで伸びており、女性では2位になりました。
これは野菜などから得られる繊維成分が、慢性的に不足している食生活が問題であるといわれています。
肝臓がんによる死亡も近年増えてきたもので、男性では死因の3位になりました。
この病気の患者のほとんどは、C型やB型の肝炎ウイルスが原因です。
がん以前の慢性肝炎や、肝硬変といった病気のうちにしっかりと対処しておくことで、
がんの発生を予防することができます。
毎日の暴飲暴食、とくにアルコールの過剰摂取がこの病気を招くといわれています。
女性では肝臓がんは第5位の死因になっていますが、
その分女性特有のがんである乳がんによる死亡が、年々増加しています。
また乳がんの死亡者が増えていく代わりに、
子宮がんによる死亡は年々減っています。
これは、初潮年齢の若年化や晩婚化、
また脂肪を多く摂取している食生活が原因と言われています。